【補完食】2ヶ月目の進め方・スケジュール例
(離乳食初期・ゴックン期・生後6か月・離乳食と補完食いいとこどり)

前回の「【補完食】1ヵ月目の進め方」に引き続き、今回は2ヵ月目の進め方です。
我が家では、生後5ヶ月から補完食(離乳食)を開始し、離乳食と補完食をいい感じにミックスした方法で実践しました。初めから2回食スタートで、お粥は10倍がゆではなく5倍がゆから。量は離乳食の規定通りの量でやってみました。1ヵ月目が気になる方はそちらからご覧ください。

さて、我が子も生後6ヵ月。生後6か月と言えば、栄養が母乳だけでは不足し、赤ちゃんの貯蔵鉄もなくなってくる時期。1ヶ月目は食べる練習という感じでどちらかといえば離乳食寄りでしたが、2ヶ月目は母乳では足りない栄養素を補完できる食材をどんどん使用していこうと思っています。

興味のある方はぜひ最後まで読んでみてください。

【補完食】スケジュール(1ヶ月目・生後5ヵ月)<離乳食と補完食いいとこどり>

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全て離乳食で使いやすい食材です。10gあたりの鉄分の量も計算しています。

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2023/06/01

離乳食・補完食のポイントと我が家でのやり方

離乳食では

上手にゴックンができるようになり、食欲旺盛な赤ちゃんなら2回食に進みます。また、タンパク質は豆腐が食べ慣れたら白身魚に挑戦。白身魚にトライしたら卵黄にもトライします。

離乳食初期は食材をペースト状にして与えますが、離乳食中期には舌でつぶせる豆腐程度のかたさの食材を食べられるようになるため、2ヶ月目では少しずつペースト状から粒状に食材のかたさを変えていきます

我が家ではすでに先月から2回食・白身魚にトライしているので、規定量と固さ、卵の進め方を参考にしていこうと思います。

補完食では

赤ちゃんの栄養が母乳だけでは不足してくる6ヵ月ごろが補完食をスタートする目安になっています。
2回食から始め、順調に進んできたら3回食にします。あまり食べない子でも3回食に進んだほうがいいそう。理由としては、胃が小さい赤ちゃんは1度に食べられる量は少ないので、複数回に分けないと1日に必要な栄養を摂れないこと。また、「食べる」ということは学んで身につけていかなければならない能力なので、たくさん練習したほうがいいとのこと。

補完食で3回食しっかり食べていても、母乳・ミルクは続けます(WHOは2歳まで授乳を続けることを推奨している)。授乳時間などは気にせず、子どもが欲しがるだけ授乳します。

与える食材は、エネルギーと栄養が豊富なものを中心にします。とくに鉄、亜鉛、ビタミンA、ビタミンD、カルシウムの摂取を重視すること。

エネルギーは約200kcal母乳以外から必要になります。

鉄は、6ヵ月頃には貯蔵鉄がないため、食事から補完することが必要です。
「赤ちゃんのための補完食入門」によると、女の子4.2mg、男の子4.7mg鉄の補完が必要だそう。

我が家では

生後5ヶ月からスタートし、一日2回食で食べる練習をしてきた我が子。食べるのが大好き、とまでは言えないが出せばまあまあ食べてくれるし、それなりに上手になってきた感じはあるので、3回食に進むことにしました。

というのも、大人がご飯を食べる時間が7時・12時・19時。先月の補完食の時間は10時・14時。この時間割だと、2~3時間おきにご飯を作り、片付け、洗い物を済ませなければならず、ほぼ毎時間キッチンに立っている状態。そのほかに授乳やお散歩、家事など、かなり手一杯になってきたので、それなら「子どもと一緒3食食べよう」ということになったわけです。その方が子どもも私達と一緒に食卓で食べれて嬉しいだろうし、私も楽できるからです。

授乳のタイミングは、離乳食では食事の後に飲ませることになっていますが、補完食ではいつでもOKとなっています。我が家では、授乳をしたからと言ってご飯を食べなくなる、ということはなさそうだったので、授乳は引き続き2時・6時・10時・14時・18時・22時(4時間おき)の6回で、補完食は、7時・12時・18時にしてみました。

とはいっても、6ヵ月になった我が子は夜泣きが始まる+遊び飲みが更に増え、「夜間の頻回授乳と片乳飲んで寝る」ことが習慣化したので、授乳に関してはあまり参考にはならないかもしれません。離乳食と授乳の栄養の対比は6ヶ月なら2:8、と授乳メインで考えてOKです。我が子も私の母乳分泌が減らないよう、頑張って夜間に飲んでくれていたのかもしれません。

補完食1週目(2ヵ月目・初期・ゴックン期)

スケジュール

卵黄スタート

2ヵ月目のWeek1では、卵黄を始めてみたいと思います。卵黄は20分の固ゆで卵を作り、すぐに殻をむいた後白身と黄身を分け、黄身の中心部分を耳かき1から始めます。それを、耳かき1→小さじ4分の1→小さじ2分の1→小さじ1→小さじ2→卵黄半分(10g)→卵黄1個(20g)と進めます。

朝に卵黄をあげる予定なので、他の新食材はなし。昼の時間も小児科は開いているので、その時に新食材を試します。前回と引き続き、我が子は慎重派のようで、新しい食材は少し警戒して食べないことが多いので、食べ慣れた食材をあげた上で、ちょこっと新食材を食べさせていきます。

主食

主食は朝晩はお粥(5倍粥のペースト)、昼はガーバーのライスシリアル(7g+粉ミルク約21g)にしました。新しい味よりも、食べ慣れている味の方がパクパク食べるので、毎日同じような献立です。焼き芋をお粥に混ぜた「さつまいも粥」が大好きで、さつまいもが入っていないと大泣きすることが増えたので、毎日さつまいもを食べてます。野菜の欄にありますが、芋類なので炭水化物として数えてもいいかもしれません。スーパーで売っている焼き芋を小さじ1ずつ小分けにして冷凍してあります。

野菜

いくつかの種類をMixしたもを冷凍しいました。赤の野菜Mixはにんじんとりんご。緑の野菜Mixはほうれん草とブロッコリー。それからかぼちゃのポタージュ(かぼちゃ+玉ねぎ)です。

新規食材

・卵黄(耳かき1~小さじ2)
・トマト
・トマト缶
・かぶ
・鶏むね肉
・パプリカ
・鮪(ツナ缶ではなく刺身用)

実際の様子

トマト

酸っぱい顔をする、といろいろな人が言っていたので、楽しみに見ていたんですが、いたって普通。普通より少し嫌い寄りな顔をしていました笑

パプリカ

ピーマンの2倍のビタミンCや、鉄分、ビタミンAも豊富で栄養満点。食べてほしいけど、子どもは嫌いなイメージ。恐る恐るあげたところ…食べてくれた!というかパクパク!大きいお口で欲しがってる!どちらかというと好きなようです。変わった子だな~と思いつつも、こういう食材を食べてくれるのは助かる!

マグロ

前回、ツナ缶のツナは塩気が気になるのか全然食べてくれませんでした。今回は刺身用の鮪で再チャレンジ!同じ鮪だけど、やはり部位や作り方で少し味が変わるのか、こっちはパクパク食べてくれました。

卵黄

順調に小さじ2まで食べられました。でも、固ゆでの卵黄ってモソモソして食べ辛そう。うちは粉ミルクで卵黄を少し滑らかにしたものをお粥にのせてあげました。ただ、ミルクで伸ばすと量が増えて、最後の方は飽きてしまう感じ。どうにかおいしく飽きずに食べられる方法はないものか。あとは、なんとなく卵の冷凍って抵抗があって、毎日固ゆで卵を作ってたのですが、毎日卵1個を20分茹でるのってガス代ももったいないし大変。これもいい方法を模索中です。

鶏むね肉

初めてのお肉。湯がいたものをハンドブレンダーでペーストにしたかったのですが、量が足りず結局すり鉢で作ることに。これがアウトだったようで、パサパサしている上もペーストになり切れなかった繊維状の鶏肉。食べさせた結果…大嫌いでした。ペーストにして、とろみをつければ食べたのかもしれません。補完食、食べさせる食材によって、きちんとその子の発達に合わせた形状じゃないとダメなんだと学びました。離乳食では鶏肉は中期から、というのは理由があったんだと納得しました。ひき肉でやるのもよかったかも。

1週目まとめ

3回食を始めて、本当に食べるか心配だったのですが、量的には大丈夫な模様。ただ、大好きな食材が一口目に来なかったり、新食材を混ぜ込むと、大泣きして食べなくなってしまうので、毎日違った献立、という感じではなく参考にならないかもしれません。こんなお家もあるんだ、と温かい目で見守ってくれると嬉しいです。

補完食2週目(2ヵ月目・初期・ゴックン期)

スケジュール

卵黄

2ヵ月目のWeek2に入り、いよいよ卵黄が終盤に差し掛かってきました。卵黄の量が増えるにしたがって全体量が多くなってしまうため、今までは粉ミルクで伸ばしてそのまま上げていましたが、これからは、少しお湯で伸ばしたものをお粥に混ぜてあげることにしました。

ピーナッツ

離乳食では1歳を過ぎてからあげることを推奨されているピーナッツ。ピーナッツ100%を使った無添加のピーナッツバターを選びました。こちらも、アメリカでは卵と同様、生後半年ぐらいから摂取を勧めるガイドラインが発表されています。日本とアメリカでは食生活が違うので、追い追いやってもいいかとも思っていたのですが、実は私、大のピーナッツバター好きで、コストコの巨大ピーナッツバター2つセットを何度もリピ買いしているほど。朝ご飯のパンに、粒粒のピーナッツバターをこれでもかというほど厚く塗って食べるのが日課。この消費量はアメリカ人と同じなのでは?と思いこの時期にやることに。ちなみに、子ども用に買った無添加のピーナッツは砂糖不使用なため、なかなか使いきれないという人も多いと思いますが、私はずっと食べたかったPB&J(ピーナッツバター&ジェリー・サンドイッチ)にして食べるつもりです。

牛肉

また、鶏むね肉が好きではないが食べられたので、次のお肉は牛肉を試すことに。お肉の鉄分は鶏ひき肉1.27mg、豚ひき肉1.1mg、牛ひき肉2.3mg(100gあたり)で、圧倒的に牛肉の鉄分が多いです。我が家はお肉系はコストコでまとめ買いして冷凍庫にストックするスタイルなので、お肉もコストコの「プライムビーフ肩ロースすき焼き」を使いました。本来なら牛肉100%のひき肉を使うのがベストなんですが、牛ひき肉ってハンバーグやミートソース以外あまり使い道がないのが難点。補完食(離乳食)って子どもはちょっとしか食べないので、ほぼ大人が消費することになりますよね。なので、子どもの新食材と共に、大人のレシピも考えなければならず大変。薄切り肉なら、牛丼を作って味付け前に子どもにとりわければいいので、ちょっと脂身があるのが気になりますが、とりあえずあげてみることにしました。

忙しい時

たまにお昼はあげないこともありました。外出する予定がありるときなんかは、無理にあげずにお休みしていました。この時期は離乳食なら多くて2回食。栄養も8割授乳からなので、ゆる~くやっていました。

新規食材

・卵黄(2分の1~1個)
・大根
・ラ・フランス
・ピーナッツ(耳かき1)
・きなこ
・牛肉
・白菜
・みかん

実際の様子

卵黄

お粥に混ぜ込んだほうがよく食べました。とはいえ、卵黄1個は6か月の赤ちゃんには結構な量。飽きる前に好物を交互にあげたりしてなんとか食べさせることができました。これでとりあえず卵黄はクリア。卵黄は1個当たり鉄1.0㎎、亜鉛0.7㎎、ビタミンA77μg、ビタミンDが0.9μg、カルシウムが24㎎摂ることができます。鉄はもちろん、この時期にビタミンDが摂れる食材ってかなり少ないので、今後もあげていきたい食材の一つです。

牛肉

どうやってあげようか考え、大好きなパプリカとコーンと一緒にメキシカン風にしてみました。これが良かったのか、牛肉もパクパク食べてくれました。ヘム鉄でもともと吸収率が高い上、更にパプリカに含まれるビタミンCで更に吸収率アップなので、万人受けはしなさそうなメニューですが、補完食的にはいい組み合わせです。

ラ・フランス

りんごが好きではない息子なので、いただいたラ・フランスもそんなに好きじゃないだろうとあげてみたところ、こちらは今までで見たことがないくらいの目の輝きで身を乗り出して食べる食べる!イマイチ息子の好みが把握できずにいます。この時期になって、果物は最初は過熱しますが、食べれることが分かったら生のままあげることが多くなりました。朝のバナナヨーグルトも生のほうが反応が良かったので生であげています。そして、ラ・フランスをよく食べるようになってからりんごも大好きになりました。(前の時期に食べなかった物でも、時間が経ってからあげてみると食べることもあるそうです。一度食べなかったものも根気強く与えてみたほうがいいみたいです)

2週目まとめ

2週目は比較的色々な食材を果敢に挑戦し、ほとんど完食していました。その後のゴックン期・もぐもぐ期・パクパク期を通して思うことは、食べる時期・食べない時期があるということ。うちの場合はよく寝る時期は食べない時期。あまり寝ない時期は食べる時期、のように成長過程で変化がありました。

補完食3週目(2ヵ月目・初期・ゴックン期)

スケジュール

炭水化物を増やす

ここで炭水化物を増量することにしました。ライスシリアルを7g→9g(出来上がり量36g)、5倍がゆを小さじ6→小さじ8(40g)に。5倍がゆはいつも炊飯器で作り、ハンドブレンダーで全てペーストにしていたのですが、今回から粒か少し残る程度にブレンダーを使っていきます。ちゃんと食べられるか分からないので、少量を試した後で冷凍保存することにします。

お肉

前回牛肉がクリアしたので(お腹の状態も変わらなかったので)豚肉・鶏肉・鶏レバーを試そうと思います。我が家ではミートソースを作ることが多いので、豚肉はミートソースであげることにします。補完食ではエネルギーを補完するのに推奨されている油も使ってみようと思います。

新規食材

・いちご
・プルーン
・豚肉
・オリーブ油
・鶏レバー
・納豆
・なす
・レタス
・キャベツ
・鶏もも肉

実際の様子

嘔吐

D47の朝8時に補完食をあげ、その時は何も起こらず。その後、10時ぐらいに母乳を飲んで朝寝をし始めたと思ったら嘔吐。最近母乳をむせながら飲んでいたこともあったので、そのせいなのか。それとも、その日初めてあげてみたプルーンが良くなかったのか。それとも前回で1個食べれたはずの卵黄が問題!?それにしても、今まで何度か吐き戻しはありましたが、寝ている最中に吐くのは初めてのこと。その後すぐに元気になったのでその日は様子見することに。(嘔吐の原因は4週目に続きます)嘔吐した日の昼は補完食はいったんお休みし、夜も軽めのご飯にしました。

プルーン

鉄分やビタミン、食物繊維などが凝縮されているプルーン。ドライフルーツを少し茹で、みじん切りし、すり鉢でつぶし、お湯で伸ばしました。結構めんどくさい。プルーンは鉄分が多いイメージがありますが、0.2mg(100g当たり)。かなり甘いため、お湯で伸ばして出来上がり量5gあるかないか。甘さが強いため、ちょっとびっくりしたよう。

ミートソース

具合が悪そうなら、食べ慣れたもので新食材はなしにしようと思いましたが、嘔吐した昼にはすでに元気な様子でいつもの変わりなく遊んでいました。ウンチもの状態もいたって普通で、下痢や便秘などの症状もなく、食べすぎたのか?
翌日は大丈夫そうだったので、大人のミートソースを味付け前に取り分け、ブレンダーでペースト状にしたものを与えました。玉ねぎ・にんじん・トマト・豚肉のミートソースは味付けしていなくても野菜とお肉のコクがありおいしかったので、さぞかし喜ぶことかと思ってあげてみましたが、食べることは食べるが、好きではない感じ。最近の定番になりつつある「パプリカご飯牛肉のせ」は大好きなんですが、ミートソースはお口に合わない模様。難しい。

鶏レバー

私も夫も好きではない鶏レバーに挑戦。鉄分豊富(100g当たり9.0mg)で補完食では積極的にあげたい食材。ただ、ビタミンAも豊富で、頻繁にあげすぎるとビタミンAが過剰になってしまうため、1日5gを数日に1回程度あげるのが推奨されています。冷凍保存もあまり長くなるのはよくないので、20gほど子ども用に作り、余ったものは大人用に鶏レバーパテにしました。鶏レバーパテは思ったよりおいしくでき、朝のパンに塗って食べました。子ども用の鶏レバーを茹でたものは、思ったより癖はなかったので、嫌がることなく食べていました。

納豆

豆腐はあまり好きではない我が子ですが、大豆はパクパク食べていたので、ここにきて納豆に挑戦。コープの納豆ペーストを使いました。お湯をかけたりする下処理やペーストにする作業もなく、小分けの袋を冷水で解凍するだけでストレスフリーでした。こちらも癖がありますが、多少不思議そうな顔をするものの食べていました。好きかどうかは今のところ不明。同じ大豆食品でも、豆腐よりも鉄分も多く発酵食品の納豆。豆腐嫌いの我が子には、今後は納豆を積極的にあげようと思います。

出典元: コープ

補完食4週目(2ヵ月目・初期・ゴックン期)

スケジュール

卵白はお休み

お肉は一通り全て食べられたので、これからは補完食で栄養を補完しつつアレルギー潰し。久しぶりの小麦をお麩で食べてみることにします。前回嘔吐してしまったため、卵黄が少し不安要素。卵白には進まずまた少量をあげてみることにします。

新食材は果物・野菜メイン

果物・野菜で大好きなのが、バナナ、さつまいも、リンゴ、ラフランス、コーン、パプリカ。好きなのがにんじん、ほうれん草、ブロッコリー。嫌いなのがかぼちゃ、大根、トマト等など。ただ野菜に関しては食べる時とそうじゃない時とのムラがあり、絶対食べてくれる食材に偏りがちなのが悩み。新食材を色々試して、大好きな食材が増えればいいのですが。

↑ご飯と豆腐はペーストにはせず、すこしずつ食感が分かるようにしています。

↓大好きなパプリカ粥牛肉のせ。パプリカはレンジでチンした後に、皮をむき、ハンドブレンダーでペーストにします。かなり水分が多いので、そのままでは食べさせにくい。こんな風にお粥に混ぜ込んでリゾットみたいにしていました。

新規食材

・お麩
・豚肉
・里芋
・おくら
・大豆
・青のり
・きゅうり
・小松菜
・水菜
・キウイ

実際の様子

卵黄アレルギー疑惑

2週目に卵黄1個が食べれたのにもかかわらず、前回卵黄2分の1あげたときに嘔吐。食べすぎか、プルーンがだめだったか、体調が悪かったか分からないので、念のため卵黄を小さじ2に減らしてもう一度あげてみることに。そして再び嘔吐。。ここにきて嫌な予感が。まさか、卵アレルギーなのか?よくよく調べてみると、卵のアレルゲンは卵白に多く、卵黄で食物アレルギー症状が出ることは稀だということ。ただ、卵黄で消化管アレルギーというのがあり、摂取した数時間後に嘔吐するという症状が我が子と一致。慌てて小児科に連絡し、診察、パッチテストをし(卵黄・卵白ともにうす~く反応が出る)、卵の消化管アレルギーかもしれないとのこと。ただ、その前に卵黄1個が食べれているので、お医者さんも解せない様子。(後に消化管アレルギーではないことが分かりました。この時の様子はまた別記事で紹介します。)今後は、小さじ1に減らして、また卵黄1個が食べれるよう徐々に量を増やしていって体を慣らしていく「経口免疫療法」をすることに。卵黄を朝に食べさせた日は、念のため昼は食べずに様子を見る日がつづきました。

果物・野菜

色々な果物・野菜を試しましたが、これと言って好きなものはなさそう。小松菜はあまり好きではなさそうだったので、引き続きほうれん草を使います。おくらは種を取る作業、水菜は繊維を断ち切る作業が少し大変でした。実はほうれん草よりも鉄分が多い水菜。積極的にあげたい食材の1つではありますが、手間もかかるし、そこまで食べてくれなかったので、やはり今まで使っていた食材をメインで作っていこうかと思います。

鶏手羽のボーンブロススープ

私が読んだ補完食の本「体、知能がグングン育つ離乳食」に紹介されていた鶏手羽のボーンブロススープ(骨ごと煮たスープ)を食べさせてみることにしました。スープに溶け出た栄養を効率よく吸収でき、鶏手羽の骨は歯固め代わりに「骨しゃぶり」として使えるそう。食べることは食べるが少し偏食気味の我が子に、ちょうどBLWも気になっていたところだったので、その前段階として骨しゃぶりやらせてみたい!と思い実践したところ、チキンの旨味が出たスープがおいしいのか、ごくごく飲んでいました。このスープを使って炊いたお粥(チキンライス)をその後使うことも増えました。

補完食2ヶ月目まとめ

食の好み

結構、好き嫌いがはっきりしていますが、補完食で与えたい食材(マグロや牛肉、緑黄色野菜など)は好きなようでパクパク食べてくれるので助かっています。ただ、野菜と魚を混ぜたり、お粥に色々混ぜ込んだりすると嫌がることもあるため、基本的にはお粥に一つの食材を載せて食べさせています。あまりバリエーションがなく、飽きないか心配ですが今のところ食べてくれるので継続しようと思います。

食事量

つぶしがゆ50g弱、野菜20g、魚やお肉10gほど食べられてきたと思います。好きな物ならパクパク食べてすぐ食事が終了しますが、嫌いなものだと時間がかかって途中で飽きてしまうことが増えました。好きな音楽を流したりして工夫することが必要になってきました。

授乳の変化

授乳は大体1日6回~7回程度でした。1日のトータルの授乳時間は左右各25分程。若干1か月前と比べると減ってきた感じです。授乳直後でも補完食は食べました。ただ先月に引き続き、麦茶はあまり飲んでくれず、授乳で水分を摂っている感じでした。

ウンチの変化

ウンチは1日回だったのが、2~3回こまめに出すようになりました。こまめに出すのは、硬めでちょこっとしか出ない時。よく踏ん張っていました。おそらく水分量が足りてないと思ったため、食事の後にデザートでりんごのすりおろしをあげたりすると、改善していました。便秘ではないものの、出にくい感じがありました。鉄分や栄養素に目が行きがちで、タンパク質を先にあげ、野菜などは後にあげていたのも問題だったと思い、次からは気を付けていこうと思います。

これから

毎日のようにサツマイモを混ぜ込んだお粥を食べさせてきたのですが、最近はサツマイモがなくても泣かなくなってきたので、これからはもう少しバリエーションをもたせて、少し献立を意識して作っていこうと思います。以上2ヵ月目の我が家の補完食の例でした。参考になりましたら嬉しいです。

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