【補完食】3ヶ月目の進め方・スケジュール例
(離乳食中期・モグモグ期・生後7か月・離乳食と補完食いいとこどり)

前回の「【補完食】1ヵ月目の進め方」「【補完食】2ヵ月目の進め方」に引き続き、今回は3ヵ月目の進め方です。
我が家では、生後5ヶ月から補完食(離乳食)を開始し、離乳食と補完食をいいとこどりして実践してみました。
1ヶ月目で2回食/5倍がゆから始め、2ヶ月目には卵・お肉・赤身魚にトライしました。1ヵ月目・2ヶ月目が気になる方は下のリンクからご覧ください。

さて、我が子も生後7ヵ月。離乳食でいうモグモグ期に入りました。先月の終わりぐらいから、なんだか急に食への興味がわいてきたのか、スプーンを触ろうとしたり、お口に入っている食べ物を触ろうとしたりするしぐさが見られたので、3ヵ月目では、ボーンブロススープとBLWに挑戦してみようと思います。

興味のある方はぜひ最後まで読んでみてください。

【補完食】スケジュール(1ヶ月目・生後5ヵ月)<離乳食と補完食いいとこどり>

離乳食と補完食をいいとこどりして実践した1ヶ月目の記録です。補完食やってみたいけど、情報が少なくて不安だと思っている方に参考になればと思います。2回食/5倍がゆから始めています。

【補完食】スケジュール(2ヶ月目・生後6ヵ月)<離乳食と補完食いいとこどり>

離乳食と補完食をいいとこどりして実践した2ヶ月目(生後6ヵ月)の記録です。1ヶ月目で2回食/5倍がゆから始め、2ヶ月目にはいよいよ卵・お肉・赤身魚に挑戦しました。興味のある方はぜひ最後まで読んでみてください。

【補完食】鉄分の多い食材リスト 離乳食で使いやすい物だけで選んでみた

鉄分の多い食材を、離乳食初期・離乳食中期・離乳食後期ごとにまとめました。
全て離乳食で使いやすい食材です。10gあたりの鉄分の量も計算しています。

2023/06/01

離乳食・補完食のポイントと我が家でのやり方

離乳食では

穀類は50~80g、野菜や果物は20~30g、魚は10~15gほどが1回当たりの目安量です。舌でつぶせる固さのもの(豆腐ぐらい)を与えていきます。おかゆは7倍がゆから5倍がゆにし、ペーストから粗つぶしにしていきます。野菜やたんぱく質も、次第に粗くしていきます。

卵は卵黄(固ゆで)から全卵へ、魚は白身魚から赤身魚へと進めていきます。肉類は後期になってからです。

我が家では5倍がゆ・赤身魚・肉類はすでに先月トライしたので、規定量と固さの目安だけ離乳食を参考にしたいと思います。

補完食では

WHO/UNICEFのガイド書では、「母乳で育っている赤ちゃんは、6~7ヶ月では補完食は1日3回与え、12ヶ月までに1日5回へと増やす」とあります。エネルギーギャップは引き続き約200kcal母乳以外から必要になります。

鉄に関しても引き続き貯蔵鉄がないため、食事から補完することが必要です。
「赤ちゃんのための補完食入門」によると、女の子4.2mg、男の子4.7mg鉄の補完が必要だそう。

鉄以外は、特に亜鉛・ビタミンA・ビタミンD・カルシウムを意識して摂っていきます。

我が家では

「体、知能がグングン育つ離乳食」に紹介されていた鶏手羽のボーンブロススープ(骨ごと煮たスープ)を食べさせてみた結果、骨から染み出たスープがおいしいのか、ごくごく飲んでいました。その後なんだか急に食への興味がわいてきたのか、スプーンを触ろうとしたり、お口に入っている食べ物を触ろうとしたりするしぐさが見られました。3ヵ月目では色々なボーンブロススープを作ってみようと思います。それに加えて、赤ちゃん主導のBLWもやってみたいなと思っています。

ブロススープは、肉や骨から得られるエキスをベースに作られるスープです。ブロススープは栄養価が高く、消化にも優れているため、赤ちゃんの成長や健康に役立つ食品です。

BLW(ベビーレッドウィーニング)は、Baby-Led Weaning(赤ちゃん主導の離乳法)の略称です。これは、従来の離乳食の方法とは異なるアプローチで、赤ちゃんが自ら食べ物を選んで口にし、自分で食べる能力を発達させる方法です。

なんとなく最近はお水を飲む代わりに母乳で水分補給をしている感じなので、補完食でご飯を食べて母乳で水分を飲む感じです。なので母乳量はさほど減らずに授乳は引き続き2時・6時・10時・14時・18時・22時(4時間おき)の6回。たまに夜間の授乳がなくなって5回になったりしていました。

補完食は離乳が目的ではなく、栄養の補完が目的。授乳を減らさなきゃという気持ちを持たなくてもいいので、子どもが欲しがるときにあげていました。ぐずぐずの時は授乳すれば子どもも落ち着くので、わたしもその方が楽でした。

補完食1週目(3ヵ月目・中期・モグモグ期)

スケジュール

卵黄2gからの「経口免疫療法」開始

先月の卵アレルギー疑惑から、「経口免疫療法」を勧められたため、一日小さじ半分程の固ゆで卵黄を1週間に3~4回与えることになりました。小さじ半分を2~3週ほど食べることができたら、小さじ2/3→小さじ1→卵黄半分(10g)→卵黄2/3(14g)→卵黄1個(20g)と離乳食初期でやってたよりも慎重に進めます。

前回と引き続き、朝に卵黄をあげる予定なので、他の新食材はなし。昼の時間も小児科は開いているので、その時に新食材を試します。

主食

主食は朝晩はお粥(5倍粥50g)、昼はガーバーのライスシリアル(10g+粉ミルクor豆乳約30g)にしました。チキンブロススープで炊いたチキンライスもあげてみます。お粥は炊飯器で炊き、前回までは全てハンドブレンダーでペーストにしていましたが、すこしずつ粒が残る形で食べさせてみることにします。

野菜

野菜や水分が足りてなかったのか、先月はウンチが固めで出しづらそうだったので、野菜・果物を積極的にあげるようにします。お粥と一緒に野菜をあげ、残したり足りてないと感じたときは食後にフルーツをあげようと思います。

新規食材

・アスパラ
・高野豆腐
・プチヴェール
・芽キャベツ
・かます
・うどん
・ゼラチン
・グリーンピース
・アボカド

実際の様子

アスパラ

アスパラはビタミンCを多く含み、鉄の吸収を促進します。穂先だけをペーストにしましたが、これが結構大変で、その割にちょっとしか取れない。しかも大人は穂先なしのアスパラでした笑 ただ、子どもは喜んで食べていたので、これからもあげたいです。じゃがいもなんかに混ぜたら食べやすいんじゃないかと思います。

高野豆腐

目安量は乾物で中期3~4g。みすず豆腐の「ひとくちさん」は1個3gなので中期にはちょうどいい量で、すりおろしてから、鰹節でとった出汁を入れてレンチン。出来上がり量10gくらいです。口当たりもよく、出汁もきいていて喜んで食べていました。私も少し味見をしましたが、ほぼ薄味の高野豆腐の煮物って感じでおいしかったです。ちなみに高野豆腐10gで鉄分0.2mg。普通の豆腐だと0.12mgなので、倍ぐらいあります!

プチヴェール・芽キャベツ

プチヴェールとはケールと芽キャベツを掛け合わせて作られた新野菜です。緑黄色野菜ので、ビタミンCはトップクラスだそう。鉄も10gあたり0.19なのでほうれん草に近いです。よく行くスーパーの産直コーナーに置いてあったので試してみました。さっと茹でただけで柔らかくなり、一つ一つが小さいので離乳食にぴったりの食材だと思いました。栄養素に関してはこちらが分かりやすかったのでリンク載せておきます。【プチヴェール:栄養価と効能

芽キャベツもプチヴェールと同じように使いました。栄養はキャベツよりも豊富で、ビタミンCはキャベツの3倍だそう。私が好きな海外ドラマ「デスパレートな妻たち」で、子どもに芽キャベツをあげてたシーンが印象的で、アメリカではメジャーな野菜みたいです。子どもの反応もよく、栄養価も高く旬な野菜、お手頃な値段だったため、頻繁に使っていこうと思います。

かます

こちらも旬なお魚でよく行くスーパーで安かったので買ってみました。赤身魚で鉄分はそれほど多くないですがビタミンDが豊富。初めて「茹で」以外の調理法「焼き」に挑戦してみました。塩をまぶさずにただ魚焼きグリルで焼いただけですが、海の魚なのでほんのり塩気があって普通においしかったです。ただ小骨には注意です。

うどん

お米とシリアル以外にあまり炭水化物を試してなかったので、ここでうどんを試すことに。1ヶ月目でパン粥をちょこっと試したので小麦のアレルギーはクリア済みです。気になる反応は…大嫌いでした。。食感がダメなのか、初めてだから拒否反応が出たのか。。もう少したってから再度試してみることにします。

ゼラチン

ゼラチンは、主に豚や牛の皮や骨などの動物の結合組織から抽出されるタンパク質です。お肉が食べられるようになったので試してみました。粉ミルクでゼリーを作り、苺のペーストをかけました。ほんのりミルク味で口溶けがいいのか、大好きでした。

グリーンピース

10gあたり0.17mg鉄分が含まれているグリーンピース。非ヘム鉄ではありますが、やはり豆類は鉄分豊富ですね。中期になったばかりということで、薄皮をむいてからすりつぶしました。小さいので薄皮をむくのが結構大変。手間を考えたら枝豆(0.25mg/10g)大豆(0.22mg/10g)でもいいかと思います。反応は可もなく不可もなく。豆類は割となんでもパクパク食べています。

出典元:トップバリュ

アボカド

栄養価の高いアボカド。初めてなので生食ではなくレンジで加熱しました。脂質も多いのでごく少量にしました。日本での離乳食ではあまりメジャーではないような気がしますが、こちらも私が好きな海外ドラマ「THIS IS US」で、初めての離乳食としてアボカドを食べさせてました。やはり海外ではあまりルールがないのかな?(ドラマなので何とも言えませんが)栄養価も高いしクリーミーで生食もできるから、子どもが気に入ってくれれば今後も使いそうです!

粗つぶしのお粥

初期の最初から5倍がゆのペーストを与えていましたが、D66から粗つぶしで与えてみることに。毎回半合を炊飯器で炊いて、ハンドブレンダーでガーっとペーストにするのですが、今回はガッ、ガッ、ガッ、ガッ、ガッぐらいに。普通に食べてました。

刻んだ野菜

最初は圧力鍋で結構とろとろになるまで煮た玉ねぎ・にんじん・かぼちゃを刻んで与えてみました。(以前に炊飯器でにんじん1本を一緒に炊いたものを刻んでみたんですが、なんとなく固い気がして心配だったため後日圧力鍋で作り直しました)若干食感はあるものの、普通にパクパク食べました。その後芽キャベツをお鍋で柔らかく茹でたものも食べられたので、これからはペーストではなく刻んだものをどんどんトライしてこうと思います。

卵黄アレルギーじゃなかった

2gは嘔吐せずに食べられました。以前は卵黄1個まで食べれていた我が子。急に嘔吐が始まり、小さじ1も食べれなくなっていましたが、小さじ半の2gは食べれてほっと一安心。

ここ最近、Googleの検索履歴は卵黄の消化管アレルギー関連のものばかり。本も購入し、徹底的に調べてみました。そこで一つの疑惑が。。卵黄1個まで食べれた時はきちんと鍋で20分の固ゆで卵を作り、食べさせてたんです。なんとなく卵のフリージングに抵抗があって、毎回卵を茹でて与えていたので、ガス代もかかるし手間もかかる。

そこで卵黄1個食べれたタイミングで、違う調理法(圧力鍋や保温鍋)で茹で卵を作っていたことを思い出しました。圧力鍋では5分加圧した後10分放置で、保温鍋では5分火にかけ30分放置で作りました。どちらも普通よりちょい長めぐらい火にかけ、放置時間も長めでした。殻を割ると、中の黄身の部分は水分がなく、20分の固ゆで卵と見た目は全然変わらない感じでした。(どちらかというと加熱が長かった分、黄身と白身の境目はちょっと変色していました)←ここに安心してしまった!

ただ、アレルギーの本を読むと、加熱によってアレルゲンは変性し、アレルギー反応を引き起こしにくくなる傾向があるとのこと。私の予想では、中心部が加熱不十分だったんじゃないかと思い、小児科の先生に相談したところ、そうかもしれないとのこと。1度卵黄1個が食べれた後でのアレルギー反応だったので、先生も不思議に思っていたそう。違う調理法で試していた時期と嘔吐の時期が重なり、だんだんと疑惑が確信に。

私のせいで子どもに何度も吐かせてしまった。。。と何度も自分を責めましたが、どうやらアレルギーではないかもしれないとのことで、暗雲の中に晴れ間が訪れたよう。これを読んでいる皆さんなら大丈夫だと思いますが、卵は加熱不十分だと嘔吐を引き起こすことがあるのでお気を付けください。これは離乳食初期だけでなく、3歳ぐらいまでは気を付けたほうがいいそうです。子どもが茶碗蒸しやスクランブルエッグなどで嘔吐をするケースもあるようですが、これも加熱不十分が原因なこともあるようなので、これからも気を付けていこうと思います。

補完食とは全然関係ない話ですが、念のため書きました。こちらの本がとても分かりやすかったのでおすすめです。

補完食2週目(3ヵ月目・中期・モグモグ期)

スケジュール

朝ご飯ぐずぐず

先週から朝ご飯の時にぐずぐずになることが多いので、炭水化物をチキンライスにしたり、ライスシリアルに粉ミルクではなく鰹出汁にしたり色々変えていたのですが、イマイチ改善せず。いろいろ食べ慣れて飽きが来たのか分かりませんが、2週目からはあまり使ってこなかった食パンを使ってパン粥にしてみようと思います。

スプーンの食べ物をつかみたがる

朝ご飯ほどではありませんが、昼・夜もなんとなく進みが悪い。あげている途中でスプーンの食べ物をつかみたがったり、食べている間お口に入っている食べ物を触りたがったり。。なんで今までみたいに食べてくれないの?と思いつつもきっとこれは成長の証し。いろいろと工夫してみようと思います。

新規食材

・ピーマン
・食パン(バター・食塩・きび砂糖)
・カレイ
・ごま油
・牛乳
・オートミールシリアル
・アスパラ

実際の様子

マンネリなのか、もう少し固形の物が食べたいのか、食事中遊びたいのか、最近は食事中ぐずぐずになることが増えてきた様子。この週は、調理法や食材など色々と変えてみた結果…

自家製パンでパン粥

初期の頃一度パンを試したのですが、その時はホームベーカリーで強力粉と粉ミルク、イーストのみで作ったシンプルな物。大人が食ベてみたらあまりおいしくなくて、やっぱりパンはご飯とは違って、食塩や砂糖を入れないとおいしく食べられないことが分かりました。今回はバター・食塩・きび砂糖をいつもの半量で作ってみました。うん、おいしい!これと粉ミルクでパン粥にしてあげたら、前回とは違いいい反応!やはりご飯に飽きていたみたいです。

うちでは砂糖はできるだけいいものを使いたいという夫の要望で、きび砂糖を使っているのですが、一つ気になったのがボツリヌス菌。はちみつにボツリヌス菌が入っているのは有名ですが、実は黒糖にも入っているそう。じゃあきび砂糖にも?と思って調べましたが、私が使っているきび砂糖は離乳食で使えると書いてありました。

焼き魚の反応がいい

先週のかますを焼き魚としてあげてみて、なんとなく焼き魚のほうが茹でるよりも反応がいい気がします。作っているこっちも焼いている方がおいしそう!小さいカレイが手に入ったので、また魚焼きグリルで焼いてみたところ、パクパク食べる!最近ぐずぐずになることが多かった我が子が夢中で食べている姿を見て、色々と反省。栄養のことを気にしていたせいか、いつも似たようなメニューになってしまって少々マンネリ気味だったのかも。調理法を変えるだけでも、こうも反応が違うとは!焼き魚だと、お魚が焼けるにおいも広がって、食欲が増すのかも。赤ちゃんでも分かるのかもしれませんね。
ちなみにカレイは鉄分はあまりありませんが、ビタミンDが豊富です。冬で日光もあまり浴びれないので、食事から摂取できてよかったです。

ライスシリアル→オートミールシリアル

ガーバーのライスシリアル、鉄分豊富で長くあげたいと思い、iHerbでまとめ買い(6つも)買っちゃったんですよね。5つはライスシリアル、1つはオートミールシリアル。他の人のブログを見ると、ご飯よりも反応が良かったというコメントが多かったので大丈夫だろうと思っていたのですが、我が子はそこまで好きではないような。。ここ最近のマンネリを変えるべく、ここで1つしかないオートミールシリアルを開封しました。結果は………すごくよかった!今までにないスピードで食べる食べる!オートミール多めで購入すればよかったと後悔
ガーバー社は色々な商品があるので(中期用のミルクストロベリー味など)、まとめ買いをするなら先を見越して買うのがおすすめです。ちなみに後期になりライスシリアルを使ったパンケーキやおやきを作りました。こちらのレシピは別記事にしようと思いますが、おいしそうにパクパク食べてくれているので、無駄になることはなさそうです。

D74でとうとう食事拒否

D74は私の実家にお泊りしていたのですが、慣れない環境+最近のぐずぐずが相まってとうとう食事拒否。ランチの時からちょっとぐずりがあり大好きなコーンにもかかわらず、スプーンをつかんできて、それをとろうとするとぐずぐずになって食べなくなるの繰り返し。今までは多少ぐずぐずしながらも、最後は完食していたのですが、ここにきて夜は完全に食べませんでした。マンネリなのか、もう少し固形の物がいいのか、よくわからず次の日は初めてつかみ食べに挑戦しました。

早すぎる手づかみ食べ

本来なら8~9ヵ月頃から推奨されている手づかみ食べ。ちょっと早いですがやってみることにします。メニューは大好きな焼き芋で作った「さつまいもおやき」と、「ツナとお豆腐のハンバーグ」。おやきのほうは、固いとのどに詰まらせたら大変だと思いちょっと柔らかめに作ったのが失敗。まだ握力がコントロールできないようで、一握りでぐちゃぐちゃになりました涙 ハンバーグのほうが少し固めでつかみやすそうでしたが、こちらは一口量が分からないので全部お口に入れてしまう始末。かなりヒヤヒヤしながら終えた食事でした。

ただ、反応はすごーくよかった!本当に嬉しそうに食べ物をつかんで、観察して、お口に入れて、出してみたり、にぎってみたり…。遊び半分だったかもしれませんが、それでいいんじゃないかと思います。食事が好きになってくれたほうがこっちも嬉しい!手づかみ食べ、大変ですが続けてみようと思います。

ただ、この時期だと、食べられる固さに合わせると掴めないし、掴める固さは食べられないのでかなり試行錯誤しました。後になってから考えると、この時期はスプーンを持ってみたかったり、ちょっと固形の物を食べてみたかったりしたんだと思います。食事への興味がわいてきてたんですね。手づかみ食べをさせなくても、スプーンを両手に持たせてあげるだけでも、機嫌が直ったのかもしれません。

補完食3週目(3ヵ月目・中期・モグモグ期)

スケジュール

お粥をつぶさないであげてみる

前回の食事拒否から学び、もう少し固形の物が食べたいのかもしれないということで、D77から5倍粥は粗つぶし→つぶさないそのままのお粥にしようと思います。

納豆はペースト→刻み納豆

納豆もco-opの納豆ペーストが終わったタイミングで、刻み納豆(ひきわり納豆よりも更に細かいもの)にしようと思います。こんな商品がスーパーにあったなんて初めて知りました。すごく便利!

ボーンブロススープをスペアリブで

前回反応が良かった鶏手羽のボーンブロススープ。今回はスペアリブでやってみます。

新規食材

・干ししいたけ
・鰯
・スペアリブ
・セロリ

実際の様子

5倍がゆをそのまま

潰さずにあげました。食べにくそうな様子もなく、普通に食べてました。手づかみ食べするぐらいなので、お粥をそのままあげたぐらいでは、固さがものたりないのか…。

ビタミンD豊富な干ししいたけ

この時は3月で寒い時期。なかなか外で日光を浴びることができないため、ビタミンDの補完のために、干しシイタケをあげました。水でもどしてから茹でて、細かくみじん切りにして、牛豚の合挽と一緒にあげました。私は干しシイタケってちょっと独特なので子どもの頃は好きじゃなかったのですが、子どもはパクパク食べていました。しいたけ出汁も保存し、この後高野豆腐をあげる時なんかに使いましたが、こちらも気に入ったよう。

鰯は栄養満点であげたい食材ナンバー1かも

青魚は栄養があることはよく知られていますが、その中でも鰯は本当にすごい鉄分も10g中0.23mgで、マグロ(キハダマグロ)よりもありました。また、ビタミンD含有量もトップクラス。カルシウムも高いほう。(水煮缶で骨まで食べたらより多くカルシウムが摂れる!)とにかくすごい!すごすぎる!安価に手に入り、魚へんに弱いと書くあの小さい魚にこんな栄養があったなんて。
ただ鮮度が落ちやすく、鮮度が落ちると、食中毒を引き起こす「ヒスタミン」が生成されている可能性があります。鮮度のいいものを選び、すぐに調理する必要があります。フリージングもできますが、1週間ほどで使い切るようにしていました。

スペアリブでボーンブロススープ

前回の手羽元のボーンブロススープに引き続き、スペアリブで作ってみました。スペアリブは油がたくさん出るので、作った後一度冷蔵し、油の層を取り除いてからあげました。ここ最近のぐずりが嘘のように、喜んで飲んでいました。それよりも喜んでいたのがスペアリブの骨しゃぶり。3ヵ月目のサムネイルはこの時のもの。ながーい骨をなめたり噛んだり。本当に食事が楽しそうで何よりでした。やってよかった!

3週目まとめ

朝食はパン粥、昼食はオートミール、夕食はお粥で、おかずはそれぞれの主食に合いそうなもので献立を意識して作ってみた3週目でした。朝食のバナナは薄切りにして手づかみ食べさせてあげたり、夜ごはんは大好きな納豆・魚・高野豆腐をあげてみたりと、試行錯誤しました。次週は一日に一回は、少し手づかみで食べれるような物を用意してあげたいと思います。

補完食4週目(3ヵ月目・中期・モグモグ期)

スケジュール

一日一回手づかみ食べ

いよいよ3ヶ月目最終週。自分で食べたい欲が日に日に増しているようなので、ここから一日に一回は少し自分で食べられるようなものを作ってあげたいなーと考えています。

新規食材

・葡萄桃
・ホワイトソース

実際の様子

大好きな和食メニュー

味に飽きがこないように、全て混ぜこまず4色丼にしましたが、最後は全て混ぜて食べました。

ツナ・納豆のご飯おやき

ツナ・納豆・ご飯を混ぜ、つなぎで片栗粉を入れ、べたべたしないように焼きました。少し柔らかめで飲み込みやすい反面、つかみにくくかなりぐちゃぐちゃになりながら食べました。

気分転換にIKEAで食べてみる

場所を変えたら面白いかと思い、IKEAで食べてみることに。IKEAでは離乳食が無料でもらえるんですよね。初めてのキューピーのベビーフード。おいしそうに食べていましたが、最近つかみ食べが多いので、出先でつかまれて大変でした笑

市販のBFのおやきに挑戦

いろいろとおやきを作ってみましたが、難しいのがかたさ。つかめる固さだと食べられないし、食べられる固さだと掴めない。。そこで市販のBF「和光堂 赤ちゃんのやさしいおやきミックス」を作ってみました。さすがBFはつかめて食べられる!まだまだつかんで食べるのが上手じゃないので、ほとんどを床に落としたり、粉々になったり。そのためかなり多めに作っています。作るのは大変ですが、手づかみメニューの時は目の輝きが違うんですよね。

補完食3ヶ月目まとめ

食の好み

後半から自分で食べたいのか、食事拒否もありすごく大変な1ヵ月でした。ただ、食への興味があるのはいいこと。

食事量

5倍がゆ70g、野菜30g、魚やお肉15gぐらいは食べられてきたと思います。ただ食べむらがあり、自分で掴みたくてもそれを阻止されると、機嫌が悪くなり、途中で食べなくなることが増えました。好きな音楽を流しても機嫌が直らないときにはyoutubeにお願いすることもありました。あまり良い習慣ではないのですが、日中見せていないので、唯一のお楽しみ時間ということで良しとします!

授乳の変化

授乳は大体1日5回~6回程度でした。1日のトータルの授乳時間は左右各20分~25分程。やはり1か月前と比べると急激ではないですが減ってきています。授乳直後でも補完食は食べ、授乳で水分を摂っている感じでした。麦茶は相変わらずそんなに飲みませんでした。

ウンチの変化

先月は、水分量や野菜が不足していたからか、固めで出にくそうでしたが、野菜が足りなさそうな時は、食事の後にデザートでフルーツをあげていました。そのおかげか、便秘もなくすっきり出るようになりました。

これから

食事の楽しさ+きちんと栄養をとるのバランスが難しかったので来月はそこを頑張りたいと思います。
以上3ヵ月目の我が家の補完食の例でした。参考になりましたら嬉しいです。

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